人間の耳の内部構造は、大まかに「外耳（がいじ）」「中耳（ちゅうじ）」「内耳（ないじ）」の３つに大別されますが、この中耳のところに様々なばい菌やウィルスなどが感染し、炎症が起こったり、液体が溜まる病気を中耳炎と呼ぶのです。
虚血性心疾患の一つである狭心症（angina pectoris）の外科的な治療法としては大体「大動脈内バルーンパンピング法（IABP法）」もしくはグラフトを用いる「冠動脈バイパス移植手術（CABG）」の2種類の技法が一般的に使用されています。
自動体外式除細動器（AED）は医療資格を保持していない一般人でも使う事のできる医療機器で、AEDからの音声ガイダンスの手順に応じておこなうことで、心臓の心室細動の処置の効果を患者にもたらします。
今時の病院の手術室には、トイレや器械室、準備室（preparation room）を備え付け、手術中に撮影するためのX線装置を付けるか、そうでなければ側にX線のための専門室を設置するのが慣例だ。
毎年違うタイプが流行する季節性インフルエンザワクチンでは、今までの膨大な研究の結果、予防の効用を望めるのは、ワクチンを注射した日の約2週後から5カ月間程と言われているようです。
クモ膜下出血とは9割近くが「脳動脈りゅう」と呼ばれる脳内の血管にできた不要な瘤（コブ）が破れることが理由となって発症する脳の病気だと多くの人が認識しています。
体を動かすのに必要なエネルギーとして瞬時に機能する糖、細胞の新陳代謝に絶対欠かせないタンパク質など、激しいダイエットではこれらのように活動を維持するために絶対欠かせない栄養成分までもを乏しい状態にしている。
食中毒を起こすことで有名なブドウ球菌（staphylococcus…staphylo-はラテン語で「ブドウの房」の意）はグラム染色で紫色になるグラム陽性球菌であり、大別すると毒力のきつい黄色ブドウ球菌（おうしょくぶどうきゅうきん、staphylococcus aureus）と一方は毒の低いコアグラーゼ陰性ブドウ球菌（coagulase-negative staphylococci）の2種類に分けることができます。
胃食道逆流症の一つである逆流性食道炎は、約1週間薬を飲めば、全般的に多くの患者さんの自覚症状は去りますが、とはいえ食道粘膜の炎症反応自体が治癒したとは断言できないので注意が必要です。
高齢化による耳の聞こえにくさにおいてはゆっくりと聴力が落ちるものの、大体において還暦過ぎまでは聴力の老化をしっかり自認できないものです。
痩身目的でカロリー摂取を抑制する、１人前を食べない、等の生活を続けると結果として栄養をも不足させ、慢性の酷い冷え性を誘引する事は、多くの先生方が問題視されていることなのです。
500以上もの働きを持つ肝臓に中世脂質や食物由来コレステロールが多く付いた脂肪肝（しぼうかん）は、肝硬変を始めとするありとあらゆる病気を誘引する可能性があります。
黴菌やウィルスなど病気を発生させる微生物、すなわち病原体が口から肺に侵入して伝染してしまい、肺の内側が炎症反応を示している状況を「肺炎」と呼ぶのです。
流行性感冒とも呼ばれるインフルエンザに対応した予防術や医師による手当も含めた必ず行われる対策自体は、季節性のインフルエンザであっても新たに発見された新型インフルエンザでも一緒なのです。
体脂肪量（somatic fat volume）に変化が見られないのに、体重だけが食物摂取や排尿などによって短時間で増減するケースでは、体重が増えれば体脂肪率（body fat percentage、percent of body fat）は下がり、体重が減少すると体脂肪率が上がることがわかっています。
